今年は行けなかったので Dev Keynote だけざっと見ました。
以下、雑多なメモ。
キーワード
- Lightning
- Einstein
- Salesforce DX
Lightning
Winter'17 以降の新機能についてデモしながら一通り紹介、といった感じ。
(デモは 13:40 頃から)
Lightning Data Service
Visualforce で言う Standard Controller みたいな感じ。
Apex 側のコントローラーいらずでオブジェクトの参照や更新ができる。
デモで紹介していたのは <force:recordPreview>
というタグだったけど、
開発者ガイド見る限りいくつか種類があるっぽい。
リリースノート:
https://releasenotes.docs.salesforce.com/en-us/winter17/release-notes/rn_lightning_data_service.htm
開発者ガイド:
https://developer.salesforce.com/docs/atlas.en-us.204.0.lightning.meta/lightning/data_service.htm
JS のコントローラーではこのように書ける。
(<force:recordPreview>
コンポーネントを Id で見つけてきて、saveRecord()
で保存)
Lightning Action
Classic で言うカスタムボタンを追加して、そこから Lightning Component を表示できる。
わかりづらいけどカーソルのある「Smart Home」がそう。
Lightning Utility Bar
画面下部からいつでも呼び出すことのできる Lightning Component。かな?
所感
Dev KeynoteのLightningのくだりを見て。Low Code推しがすごいけど、本当メインになってるコンポーネントは <c:XXX> っていう独自コンポーネントなんだよなあ。。。<c:Process />ってなんだよ。
— Shingo Yamazaki (@zaki___yama) 2016年10月7日
Einstein
機械学習プラットフォームの Einstein。
デモがよくわからなかったんだけど、Apache Kafka と組み合わせてデータを学習モデルに放り込んでごにょごにょ...という感じ。
Apache Kafka については mokamoto さんの記事を読もう。
http://qiita.com/mokamoto/items/f453275efe6f056c98fb
KafkaはApache Foundationで開発されているpub-sub形式で分散メッセージング処理を取り扱うためのオープンソースミドルウェアです。 Producerと呼ばれるメッセージの送り手が、Kafkaの中にあるTopicに対してメッセージを送ります。Brokerはそのメッセージのハンドリング及び永続化を行い、ConsumerはTopicを購読してそのメッセージを受け取ることができます。
train と predict だけ用意したら簡単に機械学習ができるのかな。
デモアプリ、これかと思ったけどたぶん違う。
http://www.dreamhouseapp.io/kafka/
Salesforce DX
ようやく CI/CD 系の機能について発表がありました。
"Open and standard developer experience" とはまさに。
デプロイだけでなく組織の作成やデータのインポートなども行える CLI が提供されるっぽい。
sfdx
?? Force CLI はどうなるんでしょう。
なんかいっぱいコマンドある。
デモでは、
組織作成や
組織にメタデータをプッシュ
のほか、組織からデータをエクスポートするといったこともやってました。
ただ、この機能については既に Twitter 上でいろいろ言われてるようなので
あまり期待しすぎずに詳細を待ちたいと思います。
おわりに:ロードマップ