こちらの記事と公式サイトを参考に、
インストールからとりあえず動かしてみるところまでやってみました。
ちなみに、mongoDBをインストールしてみようと思った理由は、こちらのツールです。
GitHub - watsonmw/automated-pageloadmetrics
ここのところずっと、Webサイトのパフォーマンスを測定する方法を検討していたのですが、
その時に発見したこのツールにはmongoDBが必要だったので
どうせならインストールの手順まで含めてまとめとこうかと。
(2017/08/19追記)
久々に読み返しながら最新版(3.4.7) をインストールしようとしたら情報が古い&わかりづらいところがあったので
書き直しました。
インストール手順についてはこちらを参考にしてください。
(追記ここまで)
以下、mongoDBについてです。
mongoDBって何?
わかっているところまでですが...
「ドキュメント指向データベース」は「key-valueストア」におけるvalue部分が、
単純なデータ型でなく構造化されたドキュメントになっているらしい。
つまり、JSONやXMLなどを直接データベース化すると考えるとよい、とのこと。
なるほど。
ついでに、RDBと対比させてmongoDBで用いる用語の整理を。
RDB | mongoDB |
---|---|
データベース | データベース |
テーブル | コレクション |
レコード | ドキュメント |
「コレクション」とはテーブルのこと、
「ドキュメント」とはレコードのこと。
インストール
公式サイトを見ながらインストールします。
Install MongoDB Community Edition on macOS — MongoDB Manual
私は上のガイドにならってhomebrewで入れました。
# brewを最新の状態に更新 brew update # インストール実行 brew install mongodb
以上。
設定(mongod.conf)
dbファイルが作成される場所や
~/.homebrew/
の場合、
~/.homebrew/etc/mongod.conf # データ保存場所 ~/.homebrew/var/mongodb # ログ保存場所 ~/.homebrew/var/log/mongodb/mongo.log
起動
データベース(?)を先に起動
mongod
クライアント側を起動し、mongoDBを使えるようにします。
mongo
mysqlコマンドと同じですね。
実行すると、以下のようなメッセージが。
MongoDB shell version: 2.4.9 connecting to: test Server has startup warnings: Sun Feb 9 01:02:55.858 [initandlisten] Sun Feb 9 01:02:55.858 [initandlisten] ** WARNING: soft rlimits too low. Number of files is 256, should be at least 1000 >
データベースにデータを挿入してみる
mongoDBの操作方法を学ぶのは本来の目的とは逸れるため、
ここではドキュメントを挿入するまでをメモしてみます。
# 以下、mongo実行中のコマンド # データベース一覧を表示する > show dbs local # 現在選択しているデータベースを表示する > db test # 使用するデータベースを変更する # 指定したデータベースが存在しない場合、エラーは出ず新規作成される > use (データベース名) # コレクション(=テーブル)「articles」にドキュメント(=レコード)を追加してみる # ここでも、コレクションがなくても自動的に作成される > db.articles.save({ ... title: "MongoDB を試してみよう", ... author: "MyName" ... }) # ↑複数行に渡る場合は「...(ピリオド3つ)」 # コレクションが作成されたことを確認する > show collections articles system.indexes # ドキュメントを検索する > db.articles.find () { "_id" : ObjectId("52f660c233b02301d62a44c2"), "title" : "MongoDB を試してみよう", "author" : "MyName" }