Webサービスの紹介ページや GitHub の README などでよく見る、こんな感じの動画や gif アニメ。
スクリーンキャプチャ動画の右下にキー入力が表示されてるやつ。
これ、どんなツール使えば自分でも作れるんだろうと思って調べてみた。
必要なツール
- キー入力を画面に表示するツール
- スクリーンキャプチャ動画を作成するツール
- 動画から gif ファイルを作成するツール
1. キー入力を画面に表示するツール
こちらの記事を参考にしました。
一番上に紹介されていた KeyCastr というツールが良さそう。
Homebrew でも入れられるそうですが、私は普通に以下の URL から dmg をダウンロード。
その後の設定もサイトに記載されている通りに行って問題ありませんでした。
https://github.com/RichardBronosky/keycastr/downloads
(2015/08/24追記)
似たような名前の KeyCast というツールもあった。
こちらの方が比較的最近まで開発がされていたようなのでいいかも。
GitHub - cho45/KeyCast: Record keystroke for screencast
旧・Macの手書き説明書 - FC2 BLOG パスワード認証
(追記ここまで)
2. スクリーンキャプチャ動画を作成するツール
mac の場合は Quicktime Player で十分だと思う。
さくっと取れるのと、多少前後撮りすぎても簡単にトリムできるので。
3. 動画から gif ファイルを作成するツール
これは色々方法が考えられるんだけど、大きく「1. CLI で行う方法」と「2. アプリで行う方法」がある。
3.1 CLI で gif ファイルを作成する場合
ffmpeg + gifsicle という組み合わせか、ffmpeg + ImageMagick という組み合わせが選択肢としてあるよう。
参考
ffmpeg + gifsicle
両方試してみた感想としては、後者の方が画質はよさげ(設定の問題かもしれない)。
ただけっこう時間がかかる。
コマンドはこんな感じ。
$ mkdir frames $ ffmpeg -i input.mov -r 50 frames/%03d.png $ convert -delay 2 -layers optimize frames/*.png output.gif $ rm -rf frames
-r
と -delay
の値は要調整。
3.2 アプリで gif ファイルを作成する場合
PicGIF Lite というソフトが使ってみた感じ簡単そう。
問題点
どっちの方法にせよ、動画と同じ速度になるようにフレームレートを調整するのが難しいというのと
できあがりのサイズが大きすぎるという問題がある。
ただ、これはツールの問題というわけではないのでもうちょっと勉強する。
おまけ
キャプチャ動画を gif ファイルとして作成する方法ですが、ここの記事で紹介されてる Gyazo GIF というのもイイ感じです。
非デザイナーが「それらしいサービス紹介動画」を作るのに利用した便利なツールまとめ - Enterprise Apps Now
キャプチャした動画を gif または mp4 で簡単に保存することが可能だが、7 秒までという制限がある。