初ふりかえりです。
主なできごと
現職のサイボウズに入社したのが2018年12月なので、ほぼほぼサイボウズでの最初の1年という感じだった。
- 2月 認定スクラムマスター(CSM) を取得した
- 4月 kintone認定アソシエイト を取得した
- 4月 第二子が誕生した
- 6月 We Are JavaScripters! に初登壇した(資料)
- 7月 仕事でサンフランシスコに出張した
- 7月 モブプログラミングMeetup を開催した(資料)
- 9月 フロントエンドカンファレンス福岡 にスポンサーとして参加した & 初めてCfPを出した(結果はお祈り)
ブログは22件。
https://dackdive.hateblo.jp/archive/2019
登壇は(わずか)3件。
- Chromaticで手軽にVisual Regression Testを導入する / Visual Regression Testing with Chromatic - Speaker Deck
- kintone開発チームのモブプロ事情 / Mob programming in kintone dev team - Speaker Deck
- LWCのローカル開発機能(ベータ)を試す / LWC Local Development - Speaker Deck
2019年の目標のふりかえり
昨年はきちんと目標を立てていなかったが、なんとなく頭の中にあった「チャレンジしたいこと」が実際どうだったか。
- コンピュータサイエンスを勉強する→△
- 👎ハーバード大学のCS50: Introduction to Computer Science というオンライン講義を受講したが挫折した
- 👍11月に買った「みんなのデータ構造」という本はぎりぎり挫折せずに続いている...はず
- 英語でブログを書く→🙅♂️
- もっと本を読む→△
- 2018年に比べると読んだと思う。相変わらず本を読む「習慣」は身についていない
2019年のKeep
TypeScript
現在、複業で react-lightning-design-system というReact製UIライブラリのTypeScript移行のお手伝いをさせてもらっており、その結果TypeScriptのお作法だったりESLint, Prettier, Jestなど周辺パッケージとの併用方法を学ぶことができた。
この記事は比較的多くの反応があったのでうれしい。
モブプログラミング
サイボウズは多くのチームでモブプログラミングという開発スタイルを採用している。
自分は現在kintoneというプロダクトチームと フロントエンドエキスパートチーム というチームを兼務しているが、kintoneチームに関しては100%モブプロ、フロントエンドエキスパートチームは個人作業とモブプロを両方取り入れた開発を行っている。
前職でもペアプロ・モブプロを取り入れてみたいなーという思いがあったのだが、実際に業務で体験してみて良い面も悪い面も知ることができた、というのが率直な感想。
入社してすぐに 社外のモブプロ体験会に参加した のは非常に良い経験だったし、モブプロに対する悩みMAXだった夏頃は自分でMeetupを主催するなどした。
またこちらの本も読んだが、これからモブプロを始めようと思っている人には有用な本だと思う。
OSSにコントリビュートできた
これまで、OSSにIssueやPRを出すというのは自分にとって非常にハードルが高かった。
ところが、今所属しているチームのメンバーは日常的にOSSにIssue・PRを出しており、その影響から自分も一歩足を踏み出すことができた。
といってもバグ報告やドキュメントなどの簡単なtypo修正だけです。こういうの。
- fix: correct typo in test/util.js by zaki-yama · Pull Request #1523 · octokit/rest.js
- Fix broken layout of Table of Contents by zaki-yama · Pull Request #1093 · microsoft/TypeScript-Handbook
英語のドキュメント・ブログ記事を以前よりも読むようになった
これもチームメンバーに刺激を受けて。
今までも読んでいたが、より日常的に読むようになった。
ブラウザのアップデート情報やカンファレンス動画を観るというのは、1年前はやっていなかったと思う。
個人的なおすすめは、Mozillaが昨年ぐらいから始めたこのYouTubeチャンネル。
トピックがCSSやアクセシビリティというのはあるが、尺としても10分前後のものが多く英語学習も兼ねて観るのに丁度いい。
Salesforceのキャッチアップを継続することができた
転職して界隈を離れてしまったが、1年を通してSalesforceウォッチャーとしての活動は継続することができた。
さすがにリリースノートは読まないが、twitterから面白そうなアップデートを見たり、Dreamforceの発表内容を軽くチェックしたり、Meetupに顔を出すなどした。
Salesforceの動向をキャッチアップしている理由として「業務に無関係ではないこと」「今のところ開発者としての希少性を高められるのがSalesforceぐらいなこと」「キャッチアップをやめるとこれまでの経験が無になるという恐怖感」などいろいろあるが、今のところ無理なく続けられているので今年も継続したい。
2019年のProblem
フロントエンドの分野で強みといえる専門領域がない
これは転職して強く実感したことだが、ありがたいことに今同じチームにフロントエンドつよつよエンジニアしかいないので、今まで以上に自分の技術力の無さを思い知らされる。
どこかの領域では負けている、ではなく、知識・アウトプット力などさまざまな面で完全に劣っていると感じることが多々あり、恵まれた環境に感謝しつつこのままじゃやばいという危機感がある。
どこかの分野ではチームに貢献できるような強みを作りたい。今自分が興味あるのは
- Webパフォーマンス(というか、ブラウザがどういうしくみで動いているのかとかをちゃんと理解したいみたいな欲求)
- Web Components
- Rust、WebAssembly(そろそろやらないとまずいという危機感に近い)
の3点だろうか。
行動を習慣化するのが苦手
昨年はいろんなことにチャレンジできて良かったと思う反面、腰を据えてやると決めたことが継続できなかったり、他の面白そうな話題に目移りしてしまうといったことが多々あったように思う。
これは昨年に限らず自分の弱みというか性格として認識しておかなければいけない。
この問題に対するTryとしては、継続できていることをちゃんと記録して可視化することだと思う。
GitHubみたく草が生えればもうちょっとモチベーションが続く気がする。Studyplusってそんな感じのアプリでしたっけ。
2020年のTry
- 英語ブログ、今年こそ書く!目標は3本
- 今年もどっかのカンファレンスにCfP出す
- 「みんなのデータ構造」とあともう1冊、コンピュータサイエンスに関する本を読む
- 本は年間で6冊読む
コンピュータサイエンス系の本については、気になっているのはこちらの本。
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